テレビ裏に間接照明

テレビ裏に間接照明!おしゃれな部屋作りのコツ【実例6選】

テレビ周辺の照明に少しこだわるだけで、部屋全体の印象がガラリと変わります。なかでも「テレビ裏の間接照明」は、快適にテレビを見るためのおすすめの方法です。インテリアのグレードアップに最適な手法として間接照明の使用方法を解説します。

日常的にテレビを方にとっては、部屋全体の心地よさやおしゃれ感、映画を見る際の没入感などを味わうことができます。

本記事では、テレビ裏の間接照明を導入するメリットや、間接照明設置で失敗しないためのポイント、さらに具体的な設置方法や事例をじっくり紹介していきます。

テレビ裏の間接照明で得られるメリット

「間接照明」と聞くと、ホテルやレストランなどの空間をイメージしがちですが、実際はご自宅でも気軽に取り入れることができます。

特にテレビ裏に仕込むタイプの間接照明はインテリア性を高めるだけでなく、映像視聴時の快適さもアップさせてくれます。ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

部屋の雰囲気を変える間接照明の魅力

間接照明スタンドライト

間接照明は、直接目に入る光ではなく、壁や天井に光を反射させて柔らかい明るさを演出するのが特徴です。

そのため、ライトが発する光源そのものよりも「光の広がり方」や「柔らかい陰影」のほうに注目が集まります。テレビ裏に間接照明を取り付けることで、以下のような魅力を得られるでしょう。

1.空間全体に奥行きを与える
壁に当てた光がやわらかく反射し、部屋の隅々にほんのりした明るさが広がります。暗い部屋に点在する光源ではなく、壁面を照らすことで空間が立体的に感じられ、奥行きが生まれます。

2.照明による目の負担軽減
真っ暗な部屋でテレビを観ると、テレビ画面だけが明るく輝くことになり、コントラストが過剰に強調されます。その状態が長く続くと目が疲れやすくなるケースも。そこで、テレビの裏側から間接的に光が当たると、部屋の明るさに若干の余裕が生まれるため、目への負担を和らげやすいです。映画やドラマを一気見したいときにも快適さが保てます。

3.部屋全体の印象をおしゃれに演出
間接照明なら、照明器具が直接見えない分、ライトアップによって壁や天井に映し出される模様や光のグラデーションを楽しめます。インテリアに高級感がプラスされるので、他のインテリア雑貨や家具との組み合わせもしやすく、「空間全体がおしゃれになる」という効果が実感しやすいです。

テレビ裏の間接照明で失敗しないための注意点

照明計画に失敗しないためには、あらかじめ押さえておきたいポイントがあります。とくに間接照明の場合は、光の当て方・隠し方が肝になりますので、以下の注意点を参考にしながら取り付け場所や照明器具を選んでみてください。

光の広がる壁に障害物を置かない

間接照明の基本は「壁面や天井面に光を当てる」ことです。テレビの裏側に照明を配置する場合は、光が当たるはずの壁を家具や棚などで遮ってしまわないように注意しましょう。大きな棚や観葉植物が壁に寄りかかる形で配置されていると、光が思うように広がらず、ぼんやりとしたくすんだ印象になりがちです。

・テレビ裏の壁には最低限スペースを確保する
壁とテレビを完全にピッタリくっつけてしまうと、光を広げるスペースがなくなりがちです。少しでも隙間を空けてあげることで光が回りやすくなります。

・光を遮らないよう、可能であれば壁際のインテリアは少なくする
額や観葉植物などを壁に寄せすぎると、光の通り道をふさいでしまいます。どうしても配置したい場合は、テレビ裏の照明に影響が出ないように位置を調整し、程よい距離を保つことがポイントです。

このように、照明を反射・拡散させるのに十分な面積を維持しておくと、美しい間接照明の効果を引き出しやすくなります。

器具が見えないように置けることを確認する

間接照明はあくまで「光が反射して届く」ことが魅力なので、光源そのものが直接見えてしまうと、部屋の雰囲気を損ねることがあります。

テレビ裏にLEDバーライトやテープライトを仕込むときは、ライト本体が視界に入らない位置に取り付けるよう調整しましょう。

・角度を考慮して、極力ライト本体が映らない配置を探す
バーライトをテレビの裏に置く場合など、光が漏れて直接目に入らないか、照明がテレビに映り込まないかを確認しながら角度調整を行いましょう。

・本体の厚みやサイズを考慮する
バーライトが大きすぎるとテレビ背面からはみ出しやすく、部屋の正面から見たときに器具が見えることがあります。薄型タイプや必要な長さだけ使えるタイプのライトを選ぶと安心です。

テレビの画面に映り込むような強い照射も避けたいところです。テレビを観るときに照明が反射しすぎると、目の疲れや画面の見づらさにつながる場合があります。取り付け位置を微調整し、器具が直接視界に入りにくい角度を見つけるようにしましょう。

手軽に始める!テレビ裏の間接照明の設置方法

テレビ裏の照明

メリットや注意点を理解したら、次は実際の設置手順を押さえておきましょう。DIY初心者の方でもトライしやすいポイントをピックアップし、流れをわかりやすくまとめました。

DIYでできる!簡単な設置ステップ

1.ライトの種類を選ぶ
まず、LEDバーライトや、スタンドライトなど、どのタイプの照明を使うかを決めます。テレビ裏に置くだけで広範囲の照射がほしい場合はバーライトやスタンドライトがおすすめです。

2.コンセントの場所の確認
テレビ裏にコンセントの空きがあるか、延長コードを使うか、あらかじめ確認します。配線が床を這うような状態だと見た目が悪くなるため、ケーブルカバーなどを活用して、できるだけ目立たなくする工夫が必要です。

3.置き場所の確認
テレビ台に置いているテレビなのか、壁掛けにしているテレビなのかでライトの位置や選び方も変わります。壁掛けテレビの場合はDIYでは難しいのでリフォームや新築時にしっかりと設計しましょう。

テレビ台に置いている場合は、テレビの幅とテレビ背面の隙間を図り理想的な場所を決めましょう。実際に点灯しながらちょうどい場所を確認できます。

4.コードを整理
電源ケーブルがテレビの正面から見えないように、ケーブルをテレビ台の裏や壁際に沿わせます。目立つ場合はケーブルモールなどを使うと、インテリアを損なわない自然な仕上がりが期待できます。

実例で見る間接照明の使い方

ここからは、より具体的に「どんな風にテレビまわりの照明を取り付けるとおしゃれに見えるのか」をイメージしやすくするために、いくつかの事例をご紹介します。実際に照明を配置するときのレイアウトの参考になれば幸いです。

テレビの背面にバーライトを置く 事例1

テレビの背面にバーライト

まず最もスタンダードで手軽なのが、テレビの背面に細長いバーライトを水平に置く方法です。

設置のポイント:テレビの背面に置くだけの手軽さが魅力の間接照明スタンドライト。コンセントに差し込んで使えます

メリット:シンプルな配置ながらテレビ周囲をしっかり照らすことができるため、実用性とデザイン性のバランスが良いです。

バータイプ フロアスタンド・ホワイト | 間接照明

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バータイプ フロアスタンド・ブラック | 間接照明

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テレビの背面にバーライトを置く 事例2

テレビの背面にバーライト

事例1と似ていますが、テレビの横幅にあわせた形状のバーライトを上下に2本仕込むレイアウトです。

設置のポイント:上下に2本設置することで光が広範囲に広がり、間接照明の存在感が増します。

メリット:部屋を暗くすると、壁面全体が光に包まれるような雰囲気になり、テレビ視聴時の没入感が向上します。

120cm・バータイプ 間接照明スタンドライト|ホワイト

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120cm・バータイプ 間接照明スタンドライト|ブラック

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テレビの左右に置けるフロアスタンド 事例3

テレビの左右にスタンド

壁掛けテレビではなくテレビ台を使用している場合におすすめなのが、左右のスペースを活用したフロアスタンドライトの配置です。

設置のポイント:テレビ画面の高さや大きさとのバランスを考え、適度な高さのスタンドライトを配置します。

メリット:バーライトやテープライトよりも独立性があるため、部屋の模様替えやレイアウト変更が簡単。ライトを置くだけで手軽に間接照明を実現できます。

フロアスタンド・間接照明 ホームシアター bluetooth | ブラック

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間接照明フロアスタンド・ホワイト | Bluetooth

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テレビの左右に置ける調光調色フロアスタンド 事例4

事例3の応用として、左右に異なる種類・デザインのスタンドライトを置く方法もあります。

設置のポイント:あえて左右非対称のデザインにするなど、インテリアのテイストに合わせて個性的に演出できます。

メリット:自分好みの雰囲気づくりにこだわりやすく、飽きたら別のスタンドライトに取り替えるなど柔軟に対応できる点です。

Slim bar-S 調光調色・間接照明フロアスタンド | 各2色

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テレビの周りに間接照明を埋め込む 事例5

テレビの周りに間接照明

壁や天井にしっかりと造作をして、ブラケットライトを埋め込むような本格的な間接照明を設置する事例です。

設置のポイント:リフォームやリノベーションを行うタイミングで工事に合わせて設置するのがベスト。壁の内側に配線を通すことで、コードがほとんど見えず、より洗練された印象になります。

メリット:美観的に非常にスッキリとした仕上がりになり、ホテルライクな雰囲気を演出できるのが最大の魅力。日常生活の中で非日常感を味わえます。

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テレビの上にダウンライトをつける 事例6

テレビの上にダウンライト

天井部分にダウンライトを設置し、その光がテレビの上辺りの壁面を照らすように調整する方法です。

設置のポイント:テレビ画面に映りこまない角度を探しつつ、テレビの上部に柔らかな光が降り注ぐ位置を見定めます。角度の調整ができるユニバーサルダウンライトが便利。

メリット:壁の上側が照らされることで、部屋全体の高さを感じやすくなり、天井が高く見える効果が期待できます。明るさを調整すれば、くつろぎタイムと作業時のメリハリをつけることもできます。

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まとめ:テレビ裏の間接照明で快適な空間演出

間接照明の設置は簡単ということがわかっていただけたかと思います。専用の工具や複雑な配線工事を要しないコンセント式の商品が増えているため、照明初心者の方でも手軽に導入可能です。まずは簡単なLEDバーライトなどのフロアスタンドライトから始めてみると良いと思います。

また、大掛かりなリフォームや新築時なら、事前に間接照明を組み込む設計を立てることで、より完璧な仕上がりを目指せます。設置後の配線や器具の見え方に悩まされるリスクを減らせるうえ、トータルコーディネートによる統一感が生まれるため、将来的に満足度が高いインテリアへとつながります。間接照明用のスイッチを設けることで快適に使えます

おしゃれ度の向上:柔らかな光の演出によって高級感や洗練された雰囲気がプラスされ、部屋全体のインテリアがワンランク上に見えます。

快適な視聴環境:目が疲れにくくなるため、長時間の映画鑑賞やゲームプレイをより快適に楽しめます。

【テレビ周りの間接選びのポイント】
ポイント1:光の広がる壁に障害物を置かない
ポイント2:器具が見えないように配置し、眩しさや反射を最低限にする
ポイント3:簡易的なバーライトやスタンドライトならDIYでも設置しやすい
ポイント4:インテリアや生活スタイルに合わせて色温度や光の色を調整する

テレビは家族や友人と集まって楽しむ憩いの場であり、自分一人でくつろぐ時間を豊かにしてくれる大切な存在です。そこに間接照明を加えるだけで、日々の暮らしがちょっと特別なものに変わるかもしれません。

もし「最近リビングが少し味気ない」「テレビ周りをもっとおしゃれに見せたい」と思ったら、ぜひテレビ裏の間接照明にチャレンジしてみてください。光をコントロールすることで得られる居心地の良さや高揚感は、一度味わうときっと手放せなくなるはずです。