キッチンライトの種類と選び方
更新日:2024/10/28
キッチンライトに適した照明は広範囲に光を届ける「シーリングライト」、空間の広がりを演出する「ダウンライト」、個性を生かせる「ペンダントライト」、特定箇所を照らして食卓を彩る「スポットライト」の4つ。
これらの中から、キッチンの雰囲気に合わせて選びましょう。キッチンライトのなかには取り付け工事が必要なものが多くありますので、どのような工事が必要になるか事前に確認しておくのがおすすめです。
キッチンの間取りに合わせて、キッチン向けに作られている照明があります。ライティングファクトリーのスタッフが厳選したキッチンライトをご検討いただければ、デザインと機能を兼ね備えた理想の照明を見つかると思います。
キッチンライトに適した照明はこれ
キッチンライトに適した照明として、「キッチンライト」「ダウンライト」「ペンダントライト」「スポットライト」の4つが挙げられます。それぞれの特徴をわかりやすく紹介しましょう。
天井に直接取付ける「キッチンライト」はキッチンレイアウトに合わせて選ぶ
キッチンライトの特徴は、天井に直接取り付けることで最も高い位置から広範囲に光が届けられるということです。台所を中心に明るくするため、快適な作業には必須の照明といます。
以前は蛍光灯が使われていましたが、主流はLEDに変わってきています。省エネで長寿命のLEDキッチンライトははより効率がよくなり、LED特有の省スペースデザインになっています。
設置には工事が必要なものや簡単に取り付けできるものなど様々です。新築、リフォーム、リノベーションなど事前の照明設計で理想のキッチン環境が作れますので大枠を決めてからキッチン雰囲気に合わせて考えていく事が良いかと思います
手元照明で手元作明るく照らす
手元を明るく照らす照明としては、キッチンの収納を活用して収納下に取り付ける手元照明や、壁面に設置するスポットライトなどがあります。
これらの照明は、調理や食材の準備などの作業を快適にするために役立ちます。特に、手をかざすだけで点灯する手元照明は、料理中に照明を直接触ることなく操作できる便利さが特徴です。
スポットライト付 キッチン棚下灯・FL20W相当
20,449円
天井埋め込み型の「ダウンライト」であれば部屋の空間が広がった印象に
天井に穴をあけて埋め込むダウンライトは、フラットな天井が部屋の空間をスッキリと広く見せてくれるのが特徴。他の照明よりも埃がたまりにくいため掃除の手間がかかりません。設置場所によってはスポットライトとしてお洒落な空間を演出するなど、用途によって使い分けが可能なのも魅力の一つです。
ただ、人が座る椅子やソファの真上に設置すると、ダウンライトの光を直接受けて不快に感じてしまう場合もあります。工事の際は、インテリアレイアウトを考慮した場所を検討しましょう。
個性を生かせるオシャレ照明「ペンダントライト」
ペンダントライトは、コードやワイヤー、チェーンなどで天井から吊り下げるタイプのライトです。ライトから照らす部分までの距離が近いため、部屋全体を照らすのではなく限られたスペースを照らすのが特徴。
ダイニングや寝室などの各部屋に使われることが多いですが、キッチンなど個性や雰囲気を演出したい場合などにもインテリアのアクセントとして選ばれています。
ステンレス キッチンライト 1540mm・昼白色 | FL40Wx2灯相当
45,073円
一部分を強調する「スポットライト」であれば料理が映える
スポットライトは、意図的にある一定部分を強調したり、光を壁に反射・拡散させたりする間接照明などに適したライトです。ライトの向きを変えることで様々な空間演出が可能。
スーパーマーケットや飲食店では、食品や料理を美味しく見せるためにスポットライトを設置しているお店がほとんどですね。最近のマンションには、スポットライトを取付けるためのダクトレールが最初から設置されているところもあります。スポットライトを簡単に設置ができる簡単取り付け用のダクトレールもありますので、気軽にスタイリッシュなスポットライト空間を楽しむこともできます
シンプルなダクトレール照明
ダクトレール取付専用のベースライトでキッチンの明るさを確保する方法もあります
この小型のシーリングライトなら手のひらサイズのコンパクト設計ながら明るさも十分で手元を照らします。光の色を電球色、昼白色と切替することができるので使用環境に合わせて光のセッティングができます。キッチンの補助照明としておすすめです
光色切替型ダウンライト ダクトレール用・100W相当|ブラック
9,900円
光色切替型ダウンライト ダクトレール用・100W相当|ホワイト
9,900円
光色切替型ダウンライト ダクトレール用・100W相当|ダークシルバー
9,900円
キッチンの雰囲気やテーマからライトを選ぶ
いくつかのライトの種類を紹介しましたが、キッチンライトやペンダントライトにはありとあらゆるデザインのものがあり、その中から一つを選ぶのは簡単ではありません。
キッチンライトの選び方は、そのキッチンがどんな雰囲気で、どんな使い方をしたいのかがポイントです。キッチン空間のテーマを決めてコーディネート例をいくつか考えてみましょう。
例えば「ムーディでスタイリッシュな大人のキッチン」にしたい場合は、ダウンライトを複数台設置してキッチン全体を照らしつつ、カウンター上部には雰囲気のあるペンダントライトを吊り下げる。
「お料理をたくさん作りたくなるプロのキッチン」を目指すのでしたら、料理する手元やカウンターを強調して照らせるように、ダクトレールを使ってスポットライトを取りつければ、気分も上がり、料理の出来栄えもより美しく映えます。
また、お気に入りのペンダントライトを見つけて、それにあわせたコーディネートをする方法もあります。デザイン性の高いライトを見つけたら、その雰囲気にキッチンを合わせるのも一つの方法ですね。
キッチンの照明は、作業台やコンロ周辺は出来るだけ明るく、自分の影はできないような場所を選択することも重要です。そして、カウンター部分は雰囲気や個性を演出するというものが近年の主流です。
ステンレス キッチンスポット 60W・昼白色
10,587円
棚下専用 ステンレス キッチンライト 882mm FL20W相当・昼白色
21,659円
ライトは明るさだけでなく「色」も大事なポイント
明るさは光が届く広さにもよって異なりますが、光の「色」も大事なポイント。電球色・温白色・白色・昼白色・昼光色など、さまざまな色合いがあり、部屋の雰囲気もそれぞれで変わります。
Bluetooth対応型のキッチンライトを選べばスマホや専用のリモコンから明るさの調節や光の色の変更などを行うことができます。ダイニングつながりのキッチンがある場合はキッチンのあかりを消すではなく程よい明るさに保つことができ夜間の快適な生活にも役立ちます
キッチンベースライト 1250mm・調光調色 木調ナチュラル
33,154円
キッチンベースライト 1250mm・調光調色 木調ウォールナット
33,154円
キッチンベースライト 1225mm | 調光調色 乳白
30,129円
キッチンの照明を選ぶ際の注意点
ここまで読んで頂ければキッチンの照明を選ぶ際、照明のデザインだけでは不十分という事が分かって頂けたかと思います
照明を取り付ける場所やこれからのキッチンライトについてご紹介します
メイン照明の設置
天井にキッチン用のベースライトを施工する際は、吊り戸棚を開けても照明にぶつからないサイズと場所を事前に確認することが重要です。キッチンの間取りに制約がある場合には、ダウンライトを選択することで、すっきりとキッチンを明るく照らし、障害物の影響もなく安心です。
キッチンを照らす照明の位置を考える
キッチンでは料理する人の影が作業面に落ちないように照明を配灯する必要があります。このようなキッチンレイアウトの場合は、作業面の真上にダウンライトを設置することで手元の明るさをしっかりと確保できます。また、料理を安全におこなうための十分な明るさの照明器具を選ぶことが重要です。
蛍光灯の製造中止に備える
2027年12月末以降、水銀を使用した直管蛍光灯の製造が中止されます。そのため、今のうちからLED器具への切り替えを検討することをお勧めします。LEDに変えることで、省エネ性の向上や電球交換の頻度が減る長寿命というメリットがあります。ライティングファクトリーで販売しているおしゃれなキッチンライトは全てLEDになります。
理想的なキッチンライト
キッチンライトの種類と選び方についてご紹介しました。
キッチンライトを選ぶ際は「雰囲気」「テーマ」「好み」をまず決定し、そこからライトの種類やデザイン・光の色を決めていきましょう。
キッチンライトは環境によっては自分で取り付けることも可能ですが、穴を開けたりレールを設置したりといった工事が必要な場合もあります。専門の施工業者さんへの相談も忘れずに、実際に設置が可能なのか確認を忘れないようにしたいです